転ばぬ先の杖”レディネス ツール”

例年 10 月は慌ただしさの始まりで今年も例外なくバタバタしておりご報告が遅れてしまいましたが今回も御陰様で MVP をいただけることになりました。
ご訪問者の皆様ならびに関係者の皆様には大変感謝しております。
今後とも適当なブログではありますがどうぞお付き合いいただければ幸いでございます。

さて、タイムリーと言いましょうか私が個人的にお手伝いをさせていただいている別冊ムックの案件のひとつで
クラウド環境下での Windows Update
としてペインを減らす理想的な WinSxS 構成とスマートなエラー検出方法を解説させていただく予定のまさに現在作業中の項があります。

Window Update でエラーが発生する場合原因の特定に難儀し時にはキャッシュをクリアするという一般的でない深刻な問題に直面することがあります。
Windows Vista では VSS タスクを考慮すれば最悪の場合ストアされた他サービスの整合性まで追っていかなければならないという地獄のスクランブルタスクが発動したり><

そこでスタンダローンのレディネス ツール(準備ツール)ですよ。
インフラストラクチャー・コンサルティング界隈、マイクロソフトでは ISV や IE 6 などでしばしば登場してきたいわゆる準備ツールですが私はかねてから 0x800700xx エラーなどのご相談を受けるたびに(漠然とですが)要点だけをチェックする診断ツールがあれば理想だな!と感じておりました。
(最近では Visual Studio 2008 SP1 を適用するためのプレビューバージョン検出ツールがリリースされましたね)

あまりのタイミング充に前置きが長くなってしまい恐縮ですがこの度 msu パッケージで上記を実現するツールが Windows Server 2008, Windows Vista x86, x64 にてリリースされましたのでご紹介いたします。

定期的に!確実に!
(何度となくこのブログでも取り上げてきました私の主張。発行者の責任とはいえ互換性をフォロー、確保することの重要さ。私はこれを骨の随まで理解しているつもりです。本当、偉そうに恐縮なのですが私の根底にエンベッドされている実績に対する絶対的な敬意が今もなお情熱を消失しそうでしない今日があると思ってますw)
リリースされてきた無数のアップデートや互換性アップデート。
これに伴う間隔でレディネスも更新する必要がありますがこれによって多くのプロセスがセルフ的に遂行されると信じています。

現代においてエラー(ロールアップ)は後退でなく厳然たる前進なのですから。

[概要]
実行すると後述する箇所をチェックして KB にあるような代表的なエラー、問題があれば修復を試みます。
特に問題の発生していない方は適用する必要はないのですが問題のない私の環境では 10 分程度走査して終了しました。
検証できなかったため割愛させていただきますが修復後改めて該当箇所のアップデートを Windows Update 経由で適用するものと思われます。

備考:ログの場所は
%SYSTEMROOT%\Logs\CBS\CheckSUR.log
%SYSTEMROOT%\Logs\CBS\CheckSUR.persist.log

システム更新準備ツール (Windows Vista 用) (KB947821) [2008 年 8 月]

このツールは、Windows サービスストアに不整合が見つかったために提供されています。この問題によって、今後の更新プログラム、Service Pack、およびソフトウェアを正常にインストールできなくなる可能性があります。このツールは、そのような不整合がコンピュータに存在するかどうかを確認し、見つかった場合は問題の修正を試みます。


システム更新準備ツールによって、以下のリソースの整合性が確認されます
以下のディレクトリに格納されているファイル
 ・ %SYSTEMROOT%\Servicing\Packages
 ・ %SYSTEMROOT%\WinSxS\Manifests
以下のレジストリ サブキーの下にあるレジストリ データ
 ・ HKEY_LOCAL_MACHINE\Components
 ・ HKEY_LOCAL_MACHINE\Schema
 ・ HKEY_LOCAL_MACHINE\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Component Based Servicing